日頃より当工業会活動に格別のご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
このユーザビリティエンジニアリングプロセスの規格は、欧米では既に整合・認知規格として適用されています。一方国内ではJIS化されず活用されていなかった規格ですが、2019年10月にJIS T 62366-1:2019 医療機器―第1部:ユーザビリティエンジニアリングの医療機器への適用(IEC 62366-1:2015 (IDT))が制定されました。 この規格は、医療機器として適用が必須である基本要件基準(平成17年厚生労働省告示第122号)の第9条「物理的及び人間工学的特性に関連した傷害の危険性の除去や低減」及び第16条「使用者が誤使用する危険性を除去、低減」の適合確認に用いることのできる規格となります。 X線診断装置やMR装置などのJIRA製品の場合、機構部・可動動部の操作や、ワークステーションの操作のように、人間(man)と機械(machine)の指令伝達が多く、そのマンマシン・インターフェースの設計の際に、使用エラー等によるリスク低減のプロセスとして本規格の活用が重要になります。 上記に鑑みて、より安全で安心できる機器の提供のため、「ユーザビリティエンジニアリング」の専門家を講師に招き、下記のセミナーを実施することとしました。 多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。 日時: 2020年2月25日(火)13:30〜16:45 (受付開始:13:15〜) 会場: 公益財団法人 日中友好会館 地下大ホール http://www.jcfc.or.jp/outline/access 〒112-0004 東京都文京区後楽1 丁目5番3号 主催: JIRA法規・安全部会 プログラム 13:30〜13:35 開会あいさつ 渡辺一哉(法規委員会委員長) 13:35〜14:25 リスクマネジメント、ユーザビリティ関連のJIS化計画(仮) 中里 俊章(キヤノンメディカルシステムズ株式会社) 14:25〜15:15 JIS T 62366-1概要及びユーザビリティ規格の最新動向 関水 英正(独立行政法人医薬品医療機器総合機構) 15:15〜15:30 休憩 15:30〜16:20 実務から理解するJIS T 62366-1 吉田 賢 (株式会社UL Japan) 16:20〜16:40 規格の扱いについて、閉会挨拶 古川 浩(JIRA シニアリサーチャー) ※都合により変わる場合もあります。 参加費用:JIRA会員企業 3,000円(消費税込み) JIRA非会員企業 8,000円(消費税込み) ※請求書・領収証の発行はいたしませんので、ご了承ください。 申込締切: 2月17日(月) ※ただし、定員になり次第、締め切らせていただきます。 払込期限: 2月19日(水) 問い合わせ先: JIRA企画部 kkkb@jira-net.or.jp |