- 日立は国内初の電子セクタ走査型超音波診断装置EUB-10の開発に成功した。
- 1976年11月、日立製作所中央研究所の近藤敏郎、黒田正夫らが大阪大学第一内科松尾裕英、千田彰一らの指導を得て製品に更に磨きがかけられ、実用型のものとなった。
- 1977年4月、日本ME学会新技術開発賞を受賞した。
- 動画の記録は、当時家庭用としても普及しつつあった8mmシネカメラが採用された。その後、テレビカメラ撮影方式が採用された。
- UCGの長時間記録には、Honeywell社製ストリップチャートレコーダ (ラインスキャンレコーダ)が追加された。 当初は、紫外線現像式、その後、熱現像式となる。
- その後、臨床の場の意見を反映させ、改良を図り、78年にEUB-10A、更に電子リニア走査方式、パルスドプラ、画像のフリーズなどの機能を追加し、80年にEUB-10Bを完成させた。
□イメージ1
日立 電子セクタ走査方式超音波診断装置EUB-10
□イメージ2
臨床写真 
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