このスライドは日経新聞に掲載された意見広告の一部で、日本泌尿器科学会を代表して、慶応大学の村井勝教授が前立腺癌のシード療法について述べておられる記事を引用しています。せっかくのPRの機会にしては、日本の学界はこの問題について腰がひけているなという感じを受けるのは私だけではないでしょう。スライド81に示しましたように重粒子線治療が前立腺治療にすばらしい成績を挙げているとはいっても、治療できる症例数には限りがあります。米国式の能率重視の治療もやはり今後重要になるのではではないかと私は思います。この治療法の導入に努力しておられる方々を応援する意味で引用しました。
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