PACS&CAD Produced by JIRA
CAD 詳細年表 PACS&CAD 開発の歩みPACS詳細年表
  23件

西 暦
で き ご と
1983年
心臓学科のK.J. チョイが血管造影像における狭窄率の正確な推定 について共同研究。
1985年 胸部写真のノジュール検出のCADについて当時Ph.D. を受領したばかりのマリーエレン・ガイガー(シカゴ大学教授)が研究開発を開始。
1986年 ケン・ハフマン(ニューヨーク大学教授)が血管像を追跡する技術を開発。
1987年 マモグラムの微小石灰化を検出するCADをヘアンピン・チャン(ミシガン大学教授)が開発。
1988年 ローラ・フェンセル(エール大学教授)は,医学部のM.D.-Ph.D. の学生の頃にこのプロジェクト(血管像追跡)を3 次元画像まで拡張。
1988年 胸部写真の異常陰影について間質性陰影,心肥大,気胸などの検出のCAD の開発。桂川茂彦(前・熊本大学教授)や杜下淳次(九州大学教授)は,間質性陰影の検出と鑑別診断に関するCADを開発開始。1995年頃まで
1990年 放射線科医による観察者実験の結果,CADは役に立つことを世界で初めて証明。この研究には,バブ・シュミット(前・シカゴ大学教授),小倉敏裕(群馬県立県民健康科学大学教授)などが参加。
1990年 鑑別診断のためのニューラルネットワークを用いる手法を浅田尚紀(前・広島市立大学学長)が開発。
1990年 中森伸行(京都工芸繊維大学教授)が心肥大検出のCAD開発。
1990年 マモグラムのマス(腫瘤)の検出と鑑別診断のためのCADをマリーエレン・ガイガーや医学物理の学生だったファンファン・イン(デューク大学教授)とジミン・フオ(ケア・ストリーム社研究員)が開発。2000年頃まで
1991年 コニカミノルタから派遣されていた吉村 仁が胸部写真のノジュール検出でモーフォロジカルフィルターを用いる技術を開発
1991年 真田 茂(金沢大学教授)が気胸や肋骨の検出のCADを開発。
1991年 バブ・ニシカワ(シカゴ大学准教授),東芝から派遣されていた江馬武博、吉田広行(ハーバード大学准教授)など,多くの研究者達によってマモグラムの微小石灰化を検出を改善。1996年頃まで
1992年 放射線科医の松本常男(前・山口大学)と小林 健(金沢大学)は,CAD が臨床に役に立つことを観察者実験で証明。1996年まで
1993年 シカゴ大学の土井研究室(クルト・ロスマン ラボ)がRSNA(北米放射線学会)においてMagna Cum Laude を受賞した。
1994年 シカゴで開催される北米放射線学会(RSNA)で,毎年CAD についての総合的な展示を毎年行なったが、1994年はマモグラムにおける乳がん検出のための世界最初のCAD 試作装置を展示した。レーザースキャナー,光磁気ディスクライブラリー,コンピュータとモニタを含む。
1994年 胸部写真の経時変化の検出と椎体骨折検出のCADは,コニカミノルタから派遣されていた加野亜希子と笠井 聡が,それぞれ開発。
1996年 微小石灰化の良性・悪性を区別する鑑別診断のためのCADを,医学物理の学生だったユーレイ・ジャン(シカゴ大学准教授)が開発。
1997年 医学物理の学生シンウェイ・シュウは,胸部写真のノジュール検出多重閾値を用いる手法を考案。
1997年 石田隆行(大阪大学教授),チャン・リー(中国上海学術院教授),白石順二(熊本大学教授),鈴木賢冶(シカゴ大学准教授)などが,CAD が臨床的に役に立つことを色々な工夫を持ち込んで進展させた。2004年まで
1998年 FDAが CAD装置の販売を認可
1999年 芦澤和人(長崎大学教授)と阿部裕之(シカゴ大学准教授)は観察者実験からROC曲線を求め,CADが役に立つこと証明。2004年まで
2005年 村松千佐子(岐阜大学研究員)がマモグラムにおける類似画像の重要性の理解に大きく貢献。
     
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